2009年1月22日木曜日

アイス・フィッシィング

1月20日
午後の研究授業と協議会を終えた後、ピートとともに、ゴール・レイクに向かいました。
湖多いこのあたりでも有数の釣り場で、この週末には、年に一度のアイス・フィッシィング大会が開かれる湖です。
アイス・フィッシィングというのは、簡単に言えば、日本のワカサギ釣りのように、冬、氷結した湖の氷に穴を開け、釣り針をたらして魚を釣ることです。
おもしろいのは、ただ氷の上に出て穴を開け釣りをするだけでは飽きたらず、氷がはると、その上に釣りのための小屋を建て、その中でストーブで暖をとりながら釣りをするという徹底した人が多いことです。
ピートは、普段自分は氷の上に何時間もすわって釣りをするそうですが、私に寒い思いをさせまいと、友達に小屋を借りて、私を連れて行ってくれました。
岸から、さまざまな道具をそりに乗せて運び、小屋に着きましたが、氷の上に厚く積もった雪のためか、どうも氷の上にいるという気分にはなれませんでした。それでも、小屋の床にあいている穴から大型のドリルを差し込んで氷に穴を開けると、正真証明、湖の水が見えてきました。
夕日に空が赤く染まったあと、あたりが真っ暗になると、空に沢山の星がみえはじめました。空気の澄んだ、しかも周りに明かりのない湖の上だからでしょうか。ミネソタの北部であるこのあたりでは、時折、オーロラも見えるそうです。
残念ながら、ねらっていたミネソタの魚の王者、ウォーライは釣れませんでした。でも、帰りにピートが連れて行ってくれたローカルのバーで(もちろん白人ばかり)、切り身になったウォーライと会うことが出来ました。

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