2009年1月8日木曜日

2つのカンファレンスコール

今日は、朝一番に、中東、カタールの文部省担当者と電話で打ち合わせをしました。
カタールでは、学校教育の質の向上を目指して、現在国を挙げて教育改革に取り組んでいるそうです。その一環として、算数・数学の授業研究を始めるために、2月の中旬に一週間のワークショップを行う計画しています。今日は、その第二回目の打ち合わせでした。
40人の先生方を対象に、5日間の日程で授業研究を紹介し、手取り足取り教材研究のプロセスを指導し、最終日には指導案を完成させるという計画です。その後、参加者はそれぞれの学校に戻り、チームとともに実際に研究授業を行う予定です。このワークショップは、シカゴで毎年夏に行っている授業研究サマー・インスティチュートの内容をもとに行うものですが、何せ中東へ行くのは始めたなので、いったいどのような先生方がいるのか楽しみです。

もう一つの、カンファレンスコールは、アメリカ連邦教育局のチームと、6月にシカゴで行うAPEC人材開発ワーキンググループの会議の打ち合わせでした。AP•MSECが会場を準備するこの会議は、APECの19の国と地域から代表が集まる会議で、全体で120人ほどになる規模です。昨年11月の終わりにシカゴでの開催が決定してから、私のオフィスでは、オフィス・マネージャがほとんどかかりきりで準備を始めています。教育学部長をはじめ、大学の協力も得なければならないので、煩雑な手続きに追われています。来週中には、参加各国に、正式な会議の要項を流さなければならないので、今日のカンファレンス・コールはいつもよりも少し長引きました。

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