2009年1月4日日曜日

新学期の準備

DePaul大学の冬学期は、5日月曜日に始まります。
アメリカの大学には、一般に3学期制と4学期制があります。3学期制は、秋学期と春学期それぞれ約16週間ずつ、そして希望者を対象とした夏学期があり、合計3学期となります。4学期制の場合には、秋学期、冬学期、春学期、それぞれ約10週間ずつ、そして希望者には夏学期、となります。
DePaul大学は、4学期制、従って、1月から3月中旬までの10週間が冬学期、1週間の春休みをあけて、3月下旬から6月上旬までの春学期、そのあとは、9月に始まる新学期まで長い夏休みというスケジュールです。

アメリカの多くの大学と同じように、DePaulでは、各講座毎にオンラインのサイトが作られ、教授たちは、そこにシラバス、授業予定など全てをアップロードします。それぞれのコースをとっている学生は、そのサイトに行って、授業の概要を知ることになります。昨今では、なるべく印刷物を減らす動きと相まって、ほとんどの配布物は印刷して学生に配ることをせず、このサイトからPDFファイルをダウンロードする方向に向かっています。もちろん、教科書などもPDF版が普及し始め、学会誌なども、図書館のサイトからダウンロードできるのが一般的です。
したがって、新学期が始まる直前は、教授たちにとって、いままでの古いサイトの内容から新しいコースのサイトに内容をコピーしたり、シラバスをアップロードしたりといった準備が忙しくなります。便利なのは、わざわざ大学に行かなくとも、自宅や旅先からサイトの内容を整理したり、履修する学生の名簿を調べたりできることです。

このようなコースを管理するサイトには、Blackboardや、WebCTといったソフト(サーバー)があります。日本の大学でも、これらの日本語版を使い始めたという話しも聞きます。

私が最初にこのようなツールを使い出した10年前と比べ、その機能や使い勝手も充実し、いまでは大学の授業と切っても切れないものとなっています。

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