2009年7月22日水曜日

National Institute of Education


シンガポールは、2年前の夏に最初に訪れて、今回で既に4回目です。
朝、例によって5時に起きて、近くにある植物園までジョギングをしました。7時近くにならないと日が昇らないので、まだ真っ暗ですが、夜の植物園は、走るのに困らない程度の照明が施され、とてもきれいです。
植物園の中をぐるっと一周したあと、ホテルにもどる途中、急にひんやりとした風が吹き出しました。そして、ホテルに戻るや激しい雨が降り出しました。雨は午前中いっぱい降り続きましたが、おかげであまり気温は上がらず、なんとか東京の梅雨時、といった感じでした。
National Institute of Educationのスタッフと、授業研究について話をしました。写真のように、大学のキャンパスは、広大で、緑に囲まれとてもきれいです。日本の国立大学は、今まで言ったどの国の大学よりも校舎の手入れが行き届いていないことが多いので、もう少しきれいにならないと、私立にみんな学生をとられてしまうのではないかと余計な心配をしました。
シンガポールでは、いま、キャサリン・ルイスをはじめとするアメリカの研究者たちによって作られた授業研究モデルと、日本の東大を中心とする教育心理学者たちの提案する授業研究モデルのどちらの方向にいくか、議論のさなかのようです。
日本でも、授業研究は如何にあるべきかという見方は一つにまとまっていませんが、それが、シンガポールにまで議論を巻き起こしていると言うことは、なんとも興味深いことです。

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