2009年7月9日木曜日

アジアの算数・数学の教科書

アジアの教科書に対する興味が高まっています。
以前、このブログでも触れたように、シンガポールの教科書は、もともと英語で書かれているので、そのままアメリカの一部の学校や、家庭、また学校以外のプログラムなどで使われています。日本の教科書は既に小学校のものが英訳されていますが、韓国の教科書も英訳がされているようです。日本や韓国のものは正式に教科書として採用されるまでには至っていないようです。ただ、日本の小学校の教科書は、あちこちの学校区で、低学年の数と計算の導入など限定した場面でですが使われ始めているようです。
日本の教科書をもとに、家庭用または補助教材として内容を作り替えてアメリカで販売したいという会社もあるようですが、なかなか日本の教科書のよさを前面に出したアメリカ版の製作となると、そこまで投資する会社はまだないようです。
算数・数学の統一カリキュラムが出た辺りで、どのような動きになるか、興味深いところです。

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