2009年2月27日金曜日

指導案

来週、火曜日から金曜日まで、4日間連続で授業研究を行います。
カリフォルニア州オークランドにあるミルズ・カレッジに附属する実験校で、分数の導入をテーマに授業をします。この4日連続の研究授業は、アメリカで小学校算数教育の重要課題となっている分数の指導法について実証的に研究するもので、東京書籍の教科書の英訳を基に、量と測定の場面を中心として、単位分数の考えを強調して行おうという試みです。
アメリカでは、一般に分数を導入するときに、部分分数の考えを中心にピザを主としたモデルで指導していきます。
1月16日付のFour or Fiveで触れたように、アメリカでは日常生活の場面で分数を見かけることがしばしばあり、それは多くの場合量と測定に関連する場面で使われています。このような視点で見ると、日本の教科書の展開は、日本よりもむしろアメリカ社会に適しているとも言えそうです。
このような考えに基づいて、4日分の指導案を書きました。まだ、下書きの段階ですが、授業まであと5日、なんとか主張のしっかりとした指導案にしていこうと思っています。

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