2009年6月22日月曜日

会議前日 そして次のプロジェクト


今日から、大会受付が設置され、会議の参加者が次々と到着しました。
ホテルとのシャトルバスサービスもはじまり、会場の雰囲気も盛り上がってきました。
前日の準備と並行して、タイの教育省の代表と、APECの数学科学教育振興プロジェクトについて打ち合わせをしました。これは、アメリカ連邦教育局がリードするプロジェクトで、APEC各国が共同して21世紀の数学教育の方向を見定めようという目的のものです。
これまで、連邦教育局が進めてきたAPEC各国の数学教育の目標、評価の研究を土台に、各国の研究者とともに今後の方向性について議論し、APEC各国に提案しようというものです。
いまのところ、多くの発展途上国からの交通の便がいいタイ南部で数日間にわたるカンファレンスを行い、その前後、WIKIテクノロジーを活用して提言をまとめようという目論見です。
このプロジェクトは2010年いっぱいに完成させなければならないので、この夏には、各国の研究者を集めて作業に取りかからる予定です。

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