2009年5月20日水曜日

新型インフルエンザ

昨晩、DePaul大学のリンカーンパーク・キャンパスで新型インフルエンザに感染した学生が一人報告されました。学生、教授、スタッフ全員に緊急のメールが送られてきました。しかし、アメリカ疾病予防管理センターが、休講、学校の一時閉鎖などを求めなくなったことを理由に、通常の講義等を続けることとしています。
一方、今日、NHKのニュースで、滋賀県で第一号の感染者がみつかり、感染者の通う大学を始め、地域の学校などがぞくぞく休校等の措置をとったことが伝えられていました。
この両国の対応の違い、どちらが適切なのかは結果を見てみないとわかりません。

これまでは、アメリカの判断は常に理にかなっていて、日本の対応が異なるときには、常にアメリカと違うことが批判の材料になってきました。しかしながら、今回、アメリカが世界的な金融危機の発端になったことから、アメリカの判断が常に正しいとはいえない、という見方が広まりつつあると思います。
異なる判断をすることは、決してどちらから間違っているというわけではありません。日本は、日本の判断に自信を持ち、アメリカの対応に惑わされることなく、自らの判断に従った対策を徹底すべきだと思っています。

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