2009年5月18日月曜日

カンファレンス第三日目の授業



この授業は、確か1990年頃、世田谷区の小学校算数授業研究会でおこなった公開授業のために考えたものです。
教室の壁に、その日の日付を表示するために、数字の書いてあるカードを用意したいけれども、いったどんなカードを何枚用意したらいいかという問題の解決を通して、十進位取り記数法についての理解を深めようというものです。
この授業は、その後、日本で何回か試しましたが、アメリカでは、この春、ミルズ・カレッジで行った一週間にわたる研究授業の初日に行ったのが最初です。
今回は、これらの経験を基に、英語で指導案を書き、実践しました。対象は、シカゴの公立学校に学ぶ、3年生の子供たち20名、ほとんどが中南米の移民の子供たちでした。
最初、31枚のカードが必要だと答えた子供たちでしたが、最後には、12枚のカードがあれば1から31までの日付を表示することができると言うところまでこぎつけることができました。カードの裏表を使った場合の話にまでは至りませんでしたが、子供たちはとても熱心に発言してくれました。

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