2009年10月14日水曜日

Realistic Mathematics Education Conference


カンファレンスは、なかなか興味深い話しがあり充実していました。
例えば、Jan de Lange 氏は、PISAに使うことが出来なかった良い調査問題を示しながら、調査の限界、今後の課題、また、最近アメリカがPISAに深く関わろうとあれこれと画策している様子などを話していました。少人数ならではのカンファレンスで、話の途中から質問に答えながら、別の話題に話が広がっていったり、アメリカならではの気さくなセッションでした。
また、3年前、UCバークレーで行われた、International Society for Design and Development in Education (ISDDE) で会った、フロイデンタール・インスチチュートのPeter Boon 氏とは、彼が中心になって開発しているJava appletを使った教材に関する共同研究を計画しないかという話しで盛り上がりました。
アメリカのカンファレンスの良さは、単に著名人の話を聞くだけでなく、そこから議論やアイディアが生まれ、さらに発展していくところにあります。そう言う意味でも、今回は大変充実したカンファレンスでした。
(写真は、コロラド大学ボールダー校)

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