2010年4月27日火曜日

82-9


今週木曜日、シカゴ授業研究グループのカンファレンスで行う公開研究授業の事前授業を参観しに、Sabin小学校に行ってきました。
2年生の教室で行われた授業は、82-9を繰り下がりを使って計算できるようにするという授業でした。
指導案検討グループの先生が、他の学級を借りて行った授業でしたが、グループの意図に反して、ほとんどの子供たちが82-9を数え引きで求める方法から先へ進めませんでした。
というのも、それぞれの子供たちの机には、1から100までの数が書かれた数表がおかれてあり、この教室では、普段の算数で、足し算引き算、すべてこの表を使って数えたし数え引きで答えを求めているということが原因だったようです。
日本では考えられないことかもしれませんが、アメリカの教室では大変よく目にする光景です。中学校に行ってもそれぞれの子供の机に、100までの数を並べた数表とかけ算九九表が並んではってあるという光景によく出会います。
さて、木曜日の授業、果たしてどのようになるか、少々不安と期待が入り交じっています。

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