シカゴの教育委員会では、来年度1000億円の予算カットを迫られているというニュースが報道されて以来、教員の人員削減や学校予算のカットがどれくらいの規模になるか、といった話題がとぎれません。
現場の先生方の話では、シカゴ公立学校全体で3000人以上の教員が職を失うことになるらしいということで、特に若い先生、職歴の短い先生方が真っ先に職を失うことになると不安を募らせています。
シカゴ公立学校には、約600校の小中高等学校がありますが、3000人の教員をカットすることになるとすれば、ざっと平均しても各校5人の教師が来年度から職を失うことになります。もちろん、子供の数はあまり変わらないので、現在30人が定員の各学級の人数が37人になるという試算も報道されています。
今日、3月26日、各校では、校長が来年度学校に配分される予算を元に、何人の職員にやめてもらうことになるかを発表すると言うことです。春休み直前の金曜日は、多くの先生方にとって憂鬱な日になりそうです。
2010年3月27日土曜日
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