2010年2月26日金曜日

研究協議会の運営

授業研究で重要なのは、指導案の善し悪しもさることながら、協議会を如何に充実させるかです。
かといって、こうすれば必ず協議会の議論が深まるといった定石があるわけでもなく、日本の先生方もいろいろと苦労されていると聞きます。よく言われるのは、経験のある先輩方とともに研究協議会に参加し、同じ授業をもとに、誰がどのような視点で意見を述べるのか、また、経験を積んだ司会者は多様な意見をどのように集約していくのか、また、講師が、協議会のまとめとしてどのような視点で講評するか、といったことを一つ一つ学んでいくしかないと言われています。
昨日の研究協議会では、Tomが司会をし、私が最後の講評を行いました。
今日の午前中、まだ記憶が新しいうちに、昨日の研究会に関する反省をしました。そして、あと1つ残っているEvanston Township High Schoolの校内授業研究会を、どのように運営するか、話し合いました。
アメリカにおける授業研究の課題は、経験豊富な授業研究のリーダーが育っていないことです。
あちこちの研究会から、少しずつでも多くのリーダーが育ってほしいと願っています。

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