2008年12月29日月曜日

英語教育の重視

先日発表された高等学校の学習指導要領案に、英語は英語で教えるという新しい方針が打ち出されたとありました。
小学校でも、週一回の英語活動が始まるということだそうです。communicationの手段としての英語が重視されることそのものは理解でします。でも、現場の先生方にとっては、頭の痛い問題ではないでしょうか。英語で自分の意見を主張したり、人の考えを理解したりということは、日常会話とはレベルの異なる会話を必要とするからです。
高等学校の英語を英語で教えることはともかくとしても、小学校で果たして週一回の英語活動を取り入れる必要があるかどうか、私には疑問です。このことについては、今後も折に触れて議論していきたい事柄の一つです。
たかが英語、されど英語、
国際会議で、何を言っているのかよく分からない日本人の英語を聞いていると、英語そのものよりも、きちんと筋のとおった主張がなされていないことが多いようにも思えます。まずは、相手に伝わるような筋道だった話しが出来るようになることの方が大事だとも思います。
英語、確かに大切ではありますが、小学校からとってつけたように時間割に入れるのはどうかと思っています。

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